【雑感】小学生の金銭トラブル

愛知県の詐欺事件。

ヤフーニュース:同級生に「93万円だまされた」  “純金”の正体は水族館メダル 

名古屋市在住の小学生が金銭トラブル

 

news.yahoo.co.jp

 

小学生の事件とは思えない内容のニュース。

約100万円のタンス預金があり、それを子供が知っていたこと、
子供が学校のトイレなどでこっそり取引したなど、結構びっくりする内容。
加害者の親と学校の対応にも疑問しか浮かばない。

 

加害者の少年の親は、子供の金遣いとか気にならなかったかな。
謝罪しないのは、冤罪だと思っているからなのか。
など不思議なことが多すぎる。

 

別のニュースによると現状、3人(少年A、B、C)の加害者の親の対応は以下の通り。

Aの親は、謝罪も返金もなし。
Bの親は、謝罪はしたが、返金なし。
Cの親は謝罪し、返金。

 

それを聞いた妻が一言。
「算数の問題みたい」

 

算数問題としては面白いけど、現実の事件としては悩ましい。

 

お金の教育って難しい。
我が家では、世の中の平均値とともに、
年収や生活費、資産運用状況などを長男と話すことがある。


少しでも世の中の動き(経済、政治など)やお金の大切さを教えようとしてる。
(妻は財産の開示には賛成はしてない)

 

ちゃんと伝わらないと、外で思わぬ事件に巻き込まれるリスクもあるんだなと、
お金の教育の仕方について改めて考えさせられる事件だった。

 


(ニュース本文)
同級生に「93万円だまされた」  “純金”の正体は水族館メダル 名古屋市在住の小学生が金銭トラブル
3/4(月) 16:59配信


名古屋市内の小学生が「同級生に93万円だましとられた」と訴えていることが分かりました。「今後価値が上がる」と紹介されたという、コインや紙幣。純金だと信じて買ったメダルは水族館の記念メダルでした。

4日、中京テレビの記者が話を聞いたのは、一人の小学生のお父さん。

被害を訴える 小学生の父親:
「『お父さんに言わなきゃいけないことがある』って言い出して。(息子の)第一声が『40万円だまされた』だった。「他に(被害は)ないか」と聞いたら、総額100万円弱という話になった」

警察などによりますと、名古屋市内の小学校に通う現在小学6年生の男子児童が、おととし11月~去年2月にかけて計8回にわけ、同級生に対し、あわせて約93万円支払ったというのです。

100万近い金額で購入したというのが、記念メダルや外貨など。

被害を訴える父親によりますと、同級生3人からメダルを見せられ、「メダルは“純金製”。いま金のレートは1g9000円ぐらい。その価値が上がっていく一方だ」といわれたといいます。

そして、このメダルを36万円で購入したといいます。しかし、実際は名古屋港水族館で数百円で販売されている記念メダルだったのです。

製造するメーカーによると、素材も純金ではなくて、黄銅製で表面を金でメッキ加工したものだといいます。

被害を訴える 小学生の父親:
「(息子から話を聞いて) さすがに震えましたが、いろんな感情が折れ混ざって、震えまして」

さらに、珍しい紙幣だといわれカナダの10ドル札も購入。

取材した4日現在のレートで買うと、10ドルは約1200円ですが、その購入額は、なんと25万円!

父親によると、紙幣やメダルを売りつけられるようになったきっかけとみられているのが、男子児童が同級生に対し言った「100万円もっている」という言葉。

男子児童は、親戚にもらった祝い金やお年玉などを貯め、100万円以上を自宅で保管していたといいます。

同級生3人のうち一人の保護者は、「ことの大きさを知って、やってしまったことに深く親子一同反省している。被害にあわれた児童と親御さんには直接謝罪した。二度とないようお金に関する教育を今一度しっかりやっていきたい」と話しています。


また、児童が通う学校の校長は「お金含め、お菓子、スマホ、漫画を持ち込むことは校則で禁止されている。違反があった場合は指導している。警察の問い合わせには真摯に対応する」としています。


2月に父親が警察に相談。警察が、事実関係について、慎重に調べを進めています。